企業法務の役職とは

スポーツ界でも音楽界でも、いわゆるその道を究めている人が多くの人に知られているものです。または、あまり知られてはいないけれど特定の専門分野に関しては右に出る人がいない、という人もいます。いわゆるプロ、と呼ばれる人たちは、そういった事柄に関して、高い能力を発揮します。企業法務に関しても、法務を行うにあたって、高い能力が求められる人材でなければなりません。そういった人材がいるからこそ、すぐに様々な対応ができるのです。どのような人材が求められているのでしょうか。いわゆる事務における基本的な事柄、それらがまずはこなせる、という点です。それができなければ、円滑に物事が運びません。そして何よりも大切なのが、法律分野における深い知識、またはそれを活用する知恵を持った人です。大学などで、法務を学んだ人材が望ましいでしょう。

法務部門は、非常に様々な仕事をこなせなければなりません。その企業のコンプライアンスを理解していなければなりませんし、訴訟や係争があった時はすぐに対応しなければなりません。また、必要によっては顧問弁護士などとの交渉等も行うことになります。そのほかにもたくさんのスキルが必要になりますが、そういった人材が求められています。

どんなトラブルが想定されるか

いわゆる『トラブル』というのはたくさん想定されます。確実にどのようなトラブルが起きるか予想できないからこそ、「トラブル」なのです。例えば、会社間で特定の契約を行っているとします。それにはたくさんのお金が絡んでくるでしょうから、本来はあらかじめ決められた契約に乗っ取った取引が行われるはずです。今までも、そう行われてきました。

しかし、ある時に自分たちの会社に、契約違反が認められる、と言われました。そういった場合に、すぐに対応できるかどうか、それも特に重要な事と言えます。起こりうるトラブルはそれだけではありません。会社相手ではなく、顧客相手にトラブルが起こることもあります。法的な訴えを出されることもあります。また、社員または社員であった人から、以前の雇用(例えば残業代など)の問題で訴えを起こされることも考えられます。そういった場合に、すぐに対応できる環境が整っているかどうか、これは非常に重要な問題である、と言えます。対応に遅れると、会社にとって多大な損失を被ることになったり、その他何らかの不利益を被ることになります。それが直接的に社員の勤務などに響くこともあります。ですから、企業法務を設けることは重要なのです。

顧問弁護士の雇用

ここまで、企業法務の必要性を取り上げました。そして、実際にその役職に就くためには多くのスキルと知識が必要であることを挙げました。私達が簡単に慣れるものではありませんが、目標としている方はぜひその道のプロとなれるよう、励んでください。さて、同時に考えたいのが、企業にとってもう一つ大切となる要素です。さきほど少しだけ取り上げましたが、いわゆる法的トラブルにもう一つ必要な存在であるのが、『顧問弁護士』という存在です。なぜ弁護士が必要なのでしょうか。今まで記述したことからも分かる通り、法的なトラブルに対応するためです。もし弁護士と顧問契約を結んでいるなら、会社が何らかのトラブルによって損失を負ってしまってから対応する、というよりも、損失を負わないように、あらかじめ手を打っておく、ということが可能になります。最適な方法で物事を進めることによって、より良い方法で問題解決にあたることができるのです。

私達個人も、法律の問題にぶつかることがあるかもしれません。それが大きな問題とは思われないものであっても、本人にとってみては重大な問題であることがあります。ですからなおさら、このように頼れる存在がいる、ということを覚えておくべきです。